もっと古典を読む
今日から冬期講習再開。2020年(令和2年)初授業でもあります。
年始のためか、いつもより出席者は少なめ。だけどみんな熱心に
取り組んでいましたよー!
昨年11月12日付の読売新聞に、1972年1月からずっと「読売歌壇」の
選者を務めてきた歌人の岡野弘彦さん(95歳)が12月で退任するとの
記事がありました。
この中で印象に残った一節。
僕たちが学んできたような明治、大正、昭和の歌人たちの歌集を、
投稿者の方たちがもうちょっと読まれるといいのになあと
思うことはよくあります。
これを読んでドキッとしましたね。
以前読んだ別の記事でも、作品の出来(たしか俳句についてだったと
思うのですが)はどれだけ過去の作品を読んだかによって変わってくる
という内容だった覚えがあります。
SNSの影響なのか、日本語の乱れが目立ちます。だけど、美しい言葉は
いつ読んでも美しい。夏目漱石『坊ちゃん』『吾輩は猫である』などは
今でも色あせていませんよね。
岡野さんのコメントを読んで、自分自身も若い方も「古典」をもっと
読まなければと思わされました。
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