時事問題にも目を向けよう!
先週火曜日に終わった和歌山県立公立高校入試問題を
分析しているところです。
社会にはこのような問題が出題されていました。
国際社会では、現在も地球温暖化を防ぎ、先進国と発展途上国が共存しながら持続可能な社会をつくっていくための議論が続けられています。温室効果ガスの削減をめざしたしくみの1つとして考えられている「排出量取引」について、次の語を用いて、簡潔に説明しなさい。[ 目標 売買 ]
解答は次のとおり。
温室効果ガスの排出量が下まわった国と、上まわった国との間で、排出量の枠を売買するしくみ。
これはなかなかの難問。中3生のみんな、答えられたかな?我が家の中3次女にも
聞いてみたのですが「答えられやんかった」とのこと。
岩出・紀の川地区で採用されている東京書籍の公民教科書を見てみると、
179ページに小さくですがありました。(↓↓↓↓↓)
いわゆる「京都議定書」で規定されたものです。
ここ数年「持続可能な社会」「再生可能エネルギー」がテーマの
出題が目立ちます。生徒達が(我々も)あらゆる社会問題に関心を
寄せているかが試されているように思います。
テストでいい点をとるためではなく、より良き社会をつくっていくために
何ができるかを考えることがほんとうの勉強ではないかと思うのです。
幅広い視野と経験を。
子供達には時事問題にも目を向けてほしいし、家族みんなで考える時間も
大切にしていただけたらとも思います。ぜひ新聞やニュースも見てほしいし、
将来はすすんで選挙に行く社会人にもなってほしいですね。
京都議定書についてはこれらのサイトをご参照下さい。
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